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出雲大社相模分祠参拝

御魂祭


紀元二千六百七十三年二月三日

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            出雲大社相模分祠祖霊社


 本日第一日曜日は、月に一度の御魂祭つまり祖靈祭、先祖に對する慰靈感謝を捧げる可く參拜の日である。
 小生の父、山口彌吉郎命を納め御祀り戴いてゐる事もあり、亦、小生に信仰の道を示して戴いた相原修命は、此處出雲大社相模分祠の神官でもあつたのだ。相原兄の御靈は大東神社に奉られてゐるが、神官として務めた出雲大社相模分祠を通し慰靈感謝する事もあり、小林同志と共に參拜に訪れる。
 本日は小生が常々日本人として信仰心を大切にする事は必要不可缺な事と説く爲めか如何か、公安三課月岡晴一氏が仕事の一環としてではあろうが訪れてゐた。然し、どの樣な事であれ感心を持つと云ふ事は良い事である。其の感心が信仰心に繋がれば我々の啓蒙が僅かではあらうが役に立つたと云ふ事であらう。
 某團體會長と良くは話す事だが、我々日本人の先祖信仰は如何なるものか、將又他國の信仰と如何に違ふか。他國の先祖は耶蘇教を見ても判るやうに、エデンの園の戒律、木に生る林檎を食べては爲らぬと云はれるものを蛇に嗾され食べると云ふ罪を犯し、エデンの園を追はれた罪人アダムとイブである。
 因に耶蘇教では神は死が存在しない樂園を、エデンという地に創り上げた。この樂園の管理人として、アダムと云ふ人間が創られた。やがて寂しさうなアダムのために、彼のあばら骨の一本をとって妻としてイヴを創造した。ふたりはしばらく幸せに暮らしてゐたが、ある日一匹の蛇がイヴに話しかけた。このときの蛇の姿は今とは程遠く、翼と足を持ち、王冠をかぶり、炎を吐く生き物だった。「自分は何でこんな姿をしているのだろう。炎の樹の実を食べればわかるかも知れない」。と云つた蛇に戸惑いながらもイヴは、神から食べてはいけないと云はれてゐた其の禁斷の樹の実をもぎ取って口にした。イヴは怖くなってその半分をアダムに與へた。アダムは拒んだが、この知恵の木の実を食べたイヴに嗾され、結局は食べてしまつた。
 その瞬間、樂園にゐた動物たちは殺し合ひを始め、土地は荒れ果てた。神はこの時、男性には地を耕し刈り取る苦労、女性には子を産む苦痛を與へ、蛇からは足と翼、王冠を奪ひ、地に這いつくばつて生きていかなければならなくしたとされてゐる。是は佛教で云ふ處の罰(ばち)である。
 當然の事であるが、耶蘇教に於いて其の罪人を慰靈する事は無い。其の罪人と爲つた先祖のやうにならぬ爲、否、追はれたエデンの園、つまり彼等が云ふ天國へ行く、否、戻りたいが爲、善を行はなければならないと教へがある。取もなほさず己が樂な處へ行きたいと云ふ見返を求めての事であり、無償の事では無い。彼等の善は神との契約、善を行ふ報酬として樂を得る事である。
 では、我々日本臣民の先祖はと云ふ事は。
日本神道に依れば、我々臣民は全て神の子、 天照大御神が御産みに爲つた神々、八百萬の神々何方かの子孫であるとされてゐる。 つまり我々臣民は神子であり罪人の子ではない。親が子に對し無償の愛を注ぐ事に感謝する。亦、士道、武士道の教へに士道とは死ぬ覺悟を秘めて人に恥ぢぬ生き方。武士道とは見返りを求めず死ぬ覺悟。とあり契約などと云ふものは全く無く、無償の社會貢獻、犧牲的精神を云ふ。此の素晴しき教へに、當然先祖を敬ひ慰靈する事であらう。更に其の感謝は廻りめぐつて最終的には皇祖皇宗 天照大御神へと屆くであらう。
 亦、最近起きた北アフリカのアルジエリアにての天然ガスプラントでイスラム武装勢力による人質事件は、世界を震撼させ更には多くの邦人犧牲者を出す結果となつた。
 此のイスラム原理主義の武裝組織はイスラム教の信者とされてゐるが、小生にはイスラム教を貶しめてゐるとしか考へられない。何故なら彼等が唯一絶対の神アッラーフを信仰し、神が最後の預言者たるムハンマドを通じて人々に下したとされるクルアーンの教えを信じ、従う一神教である。
 唯一神教で、偶像崇拝を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色がある。とされる爲らば信徒以外は不用の者と取れる。如何なる神であれ善を掲げ信仰を望む神なれば理に叶はぬ教へであらう。
 然し、天然ガスプラント人質事件を見れば其もまた理解出來る。だが日本人には到底受入れがたい教へである故に日本國内に於いて布教されてゐないのである。
 彼等イスラム教徒にも耶蘇教と同じく見返りを求めての行爲でしかない。自分達だけが良ければ其で良しとする教へ。全て個であり全體と云ふ見識を持つ教へがされてゐないのである。
日本のやうに八紘爲宇と云ふ全ての者に對し互に豐に安心出來る生き方と云ふ教へは無いのである。
 云ふなれば地球は全て皇祖皇宗の皇土であり、我々日本臣民は皇土の中でも皇祖皇宗の庭先に在する民族であり、直接皇祖皇宗の教へを汲む民族である。從つて「斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其徳ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ」是れは世界皇化を意味する。
 某団体會長曰く、地球は全て皇祖皇宗の皇土であり全ての人類は人種に拘らず 陛下の赤子である。亦、直接皇祖皇宗の庭先に在し教へを汲む民族であるならば、「天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」ロスケだチヤンコロだ等と了見の狭い事を云わず、世界中全ての赤子に對し指し示す責務が我々日本臣民に課せられてゐると心す可しと云ふ。

 右述べた事を踏まへ、今尚こゝに日本人として生まれ皇祖皇宗天照大御神、此處祖靈社を司る大國主命に感謝の意を書き示すもの爲り。

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by iamhide3897 | 2013-02-04 20:13 | ぼやき | Comments(0)